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11ヶ月になりますが、まだはいはいしません。お座りがすきで、腹ばいにしても、すぐ座ってしまいます。大丈夫でしょうか。
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まず最初に、だいじょうぶですよ。
おそらく、早くお座りさせたのではないでしょうか。目線が高くなると、世界の見え方がちがいますから、低くなるのはいやかもしれませんね。
お座りは、はいはいからお座り、お座りからはいはいできるようになって初めて「座れる」といいます。自分の意思で座わることを選択できることが大事ですね。
ところが自在にできないうちにお座りさせると、動きが取れません。「あれが欲しいな」と思っても、あきらめてしますようになります。「指を吸って我慢」してるかもしれませんね。
これはお母さんのせいではありません。長野の母子手帳の場合は、7ヶ月のところに「お座りできますか」との質問があるので、「座らせなくては!」と、お母さんあせってしまうのです。
「お座りできますか」は、「背筋が伸びていますか」と聞かれていることで、座っていいということではないのです。基本は腹ばいですね。
はいはいが弱いと、反射の力も育ちにくく、例えば転んだ時に手が出ないで、顔から突っ込むなど、指摘されています。直立に向かって、はいはいでつける力は大きいです。ものを噛む力の土台もつくります。手の先の器用さにも関係してきます。体全体の柔軟性、関節の動きをよくするためにも大事です。
さて、まずはうんと笑わせて、意欲をつくりましょう。笑うほど、やる気満々の子になりますよ。
「面白そうなものがあるぞ。あそこまでいってみよう!」という意欲がだいじです。
はいはいしているお友達の中に入って遊ぶ機会をつくりこともいいですね。
寝る前に、お母さんとはいはい遊びなんてどうですか。お母さんもはいはいして、時にはお母さんの背中に乗せてあげて・・・。嬉しいね。あんがい、たいへんで、子どもはこんなに大変な思いをしているのだ、と実感すること請け合いです。
成長に伴って、年齢にあった体を使う遊びをたくさんしましょう。折り紙などの静かで指を使う遊びも大事、ダイナミックに体を使う遊びも大事です。
だから、長い目で考えれば、心配しなくても大丈夫です。