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4歳児を担当している保育士です。とっても乱暴な子がいて、みんなと一緒の取り組みができません。関係ない子をどっついたり、自分の思うようにいかないと、プイとしてご機嫌が悪くなってしまいうのです。賢い子で、理屈は一人前なのです。
親は、「家ではそんなことはない。聞き訳があるいい子です。」と信じられないようで、心配もしていません。
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それは大変、その子は、どんなにみんなと仲良くしたいとおもっていることか、と考えました。
だって、友達が要らないわけでなく、かかわりたい気持ちいっぱいだから、絡んでくるのですね。
お家ではいい子だとのこと、そこから考えると、こういうことはないでしょうか。
お家のしつけが厳しくて、本人の言いたいこと、やりたいこと、思っていることなどが、充分に発揮できていないのではないかな?
2歳、3歳のころ、自我を出してわがままううながらも、お友達や大人にかかわってもらいながら、「友達が悲しがっているんだ」「ぼくだけやりたいのではないんだ」など、我慢の大切さや友達への思いやりを学んできましたね。
2歳児、3歳児は自我(主観の世界)から、社会性(客観の世界)を垣間見て、学んでいくときです。
このとき、わがままも一旦はしっかり受け止めて、「だけどね・・・」とつなげてあげることが大事。
「こうでしょ!」「なんでこんなことするの!」「こうしなさい!」と、大人の価値観で一方的に押さえつけると、自我が育ちにくくなります。(反対にいいなりにばかりなっていると・・・・・・・ですね!)
何でもお母さんに確認しないと自分では決断・行動できない子になったり、今日の相談の子のようにお母さんの前ではいい子だけど、ほかで、自分の方法でうっぷんをはらしてわがまま一杯、自分勝手をするようになることがあります。
そのこはそんな生活を送ってきたのではないかな。今、自分を保つために、バランスを取っているんじゃないのかな。
理屈っぽい子はよくいるけど、言葉で育てようとすると、そうなっちゃうかなあ。説明ではなく、体を動かして納得することが大事だよね。
おかあさんと、まだ4歳、何でも聞き分ける年ではないのだよ、と、やんちゃな幼児時代の大切さをよくよく話し合ってみたらいいのではないでしょうか。
その子が園での生活をもっと楽しく、もっと生き生きと、もっと自分の力を発揮するために、といって、お母さんと懇談してみましょう。
もちろん、お母さんを責めてはいけませんです。お母さんは、自分なりに良かれと思って一生懸命なのだから。